3組に1組の夫婦が別れるといわれる時代。離婚につきもののお金の問題は、知らないと損をする場合もあります。離婚後も経済的に困ることなく、安心して生活できるよう、離婚にまつわるお金について把握しておきましょう。
慰謝料
①不倫・浮気を原因とする慰謝料請求の場合
相手が不倫・浮気をした場合の慰謝料の金額の相場は、100~500万円といわれています。
②DV(身体的暴力)、モラハラ(言葉・精神的暴力)の場合
DV(身体的暴力)、モラハラ(言葉・精神的暴力)の場合の慰謝料の金額の相場は、50~300万円といわれています。
③悪意の遺棄の場合
悪意の遺棄の場合の慰謝料の相場は、50~300万円といわれています。
④夜のレスの場合
夜のレスの場合の慰謝料の相場は、100~300万円といわれています。
養育費
親権者が非親権者に対して、子どもの養育のために請求できるお金のこと。
養育費をもらっているシングルマザーは2割強。しっかりもらうためにも口約束はせず、法的な強制執行力を持つ「公正証書」をつくること。支払われない場合、内容証明郵便での督促、調停、裁判、給与の差し押さえが可能。
〇話し合いのポイント
取り決めるべき項目は、次の3つ。
1. 支払い期限
基本的には、子どもが社会人として自立するまで。
2. 金額
双方の財産や収入、子どもの人数・年齢に応じて、相当額を検討。
3. 支払い方法
月払いか一括払いか、振り込みか手渡しかなど、具体的に決めておくこと。
〇養育費の相場
次に挙げるのは一例。東京家庭裁判所発表の「養育費算定表」も目安の一つとなる
インパクトが少ないです。
財産分与